Robin代表くもでからのマンスリーメッセージ《9月》

ロビン 高山

2021年09月16日 13:06

こんにちは、リフォーム・新築・不動産のロビンです

代表の蜘手からお客様へ、メッセージをお届けします。

月に1回、Robinの事だけでなく、

住宅業界の事、世の中の事など、

色々なお話からロビンという会社を知って頂きたいと思っています


2021年9月 第5波と感染拡大。達成感と充実感


  いくぶん残暑も和らぎ、しのぎよい日が多くなりましたね。
 さて行楽の秋です、と言いたいところですが今年も窓の外の景色を楽しむ日が続いています。

 Robinの蜘手です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて新型コロナウイルスの感染拡大は止まることなく、五輪開催期間の時期とも重なり、8月後半には日本での1日あたりの感染者数が2万人を超えました。

 岐阜県は9月12日までだった緊急事態宣言が9月末まで延長され、飲食店がアルコールを提供するのもまだまだ先になりました。社内での食事会もまたまたしばらくはお預けです。


 半年くらいまでは「感染するなんてどこか他人事のことのようだ」と思っていた人も多いと思います。しかしそうも言っていられないほど新型コロナウイルスは身近に迫ってきていると感じています。私にも8月の初旬あたりから、知人の会社の社員が感染した、濃厚接触者が複数人出た、クラスターが発生した、などと連絡がひっきりなしに入ってきました。当然、現場への影響も小さくないと聞いています。


 弊社でもお盆休みの最中、各務原店で1名の感染者が出ました。本人も会社も夏季休暇中であったこともあり、幸い社内、お客様の濃厚接触者はおらず、結果的に周りへの影響もゼロでした。本人は軽症で程なく完治。予定通りに復帰し、現在は仕事に励んでいます。


 まずは感染しないことが第一ですが、今後また感染拡大の波がやってくればこれまで以上の大きさになるでしょう。感染した本人が悪いというのは簡単ですが、責められるケースばかりではなく、誰もがいつどこで感染するという意味では交通事故のようなもの。


 私は社内でも感染者を一切、非難・区別することのないように伝えています。とはいうものの今一度、予防策を再確認し、感染者が出た際の社内での対応策、引き継ぎ方法、顧客への影響を最小限に止めるということを念頭に社員一同、業務に当たっていく所存です。


 ちなみに私は2回目のワクチンを8月後半に接種しました。特に高熱になるなどの副反応もなく微熱が1日続いただけで通常の仕事もこなすことができました。

 抗体がどの程度の期間にわたり効果を発揮するのかは不明ですが、暗澹とした気持ちが少し晴れやかになったのは気のせいでしょうか。

 

  さて東京五輪もパラリンピックも閉幕しましたね。色々と“外野”の話題が多かった大会ですが、見所も多く私は楽しむことができました。
 実力を発揮して金メダルを取った選手、メダル候補だったけど届かなかった選手、無名で注目されていなかったけどメダルまで手が届いた選手、色々な場面がありました。


 この日を目指して厳しいトレーニングをしてきた選手たち。金メダルを取った達成感は計り知れぬものだと思います。またメダル候補だったのにも関わらず負けた選手の喪失感も想像を絶するものでしょう。

 

いつか誰かがこう言っていました。「五輪は終わる。しかし人生は終わらない」。 的を射た言葉だと思います。結果に関わらず、人生はそれでも進んでいきます。次の日にはまた新たな1日が始まり、アスリートはまた次の大会に向けて始動しなくてはいけません。達成感が大きければ大きいほど、燃え尽きることもあるかもしれません。

 そう思うと「達成感」というのは喜びを謳歌し満足を得る大きな役割を果たしますが、もしかして人生を苦しくさせることもあるのかもしれない、とふと思いました。


 では何を求めて仕事をしていくか。私は「充実感」という言葉が浮かんできました。アスリートにはメダルですが、企業経営も赤字だろうが黒字だろうが明日はやってきます。いい時もそうでない時も充実した毎日を送るにはどうしたらいいか。それは今できることに全力で取り組むことだと思います。


仏教でいうところの「今を生きる」ということに他ならないのだろうな、と思う今日この頃です。


株式会社ロビン代表取締役 蜘手健介


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