毎年、正月を迎えるとこの松下幸之助爺の言葉を思い出します。

「竹に節がなければズンベラボーで、とりとめがなくて風雪に耐えるあの強さも生まれてこないであろう。
竹にはやはりフシがいるのである。
同様に、流れる歳月にもやはりフシがいる。
ともすれば、とりとめもなく過ぎていきがちな日々である。
せめて年に一回はフシを作って、身辺を整理し、長い人生に耐える力を養いたい。
そういう意味では、お正月は意義深くて、おめでたくて、心もあらたまる。」

　さて私事ですが年末にスキーをした夜、またしても謎の腹痛に見舞われました。この痛みは昨年から悩まされているもので、人間ドッグや各種検査を受けても特に結果には問題もなく未だにはっきりとした原因がわかっていません。医者曰く、内臓疲労と過食、それと９年前に行った胆嚢摘出手術による癒着の影響ではないか、とのことですがそれも確証があるわけでありません。

　
　原因がわからないというのは周りを不安にさせるらしく、毎回、色々な方に脅かされます。

「〇〇さんは町医者で潰瘍だと診察されていたけど、病院で診てもらったら実は胃ガンだった。」
「健康診断をちゃんとしていた〇〇さんは、お腹の痛みを放置していたら盲腸が破裂寸前だった。」

　原因がわからない謎の腹痛ですが、わかっているのは体温が上がり、寝込むほどでもないが自由に動き回ることもできない程度の痛みが１週間続くということ。食欲はあるがあまり量は食べられないので、体重が１週間で１キロ〜２キロ減ってしまうことです。

　結局、今回の年末年始の休暇中に予定していたスキーやゴルフ、食事会などは全てキャンセルし、自宅で過ごすことにしました。何も予定がない１週間を過ごすのはいつぶりか思い出せないくらいです。結果的に年末年始はゆっくり静養することができました。

　しばらく読めていなかった漫画「キングダム」や「ゴールデンカムイ」、最終巻まで買ってあった「進撃の巨人」などを読み、DLC（配信データ）が次々と投入されているPS４の「アサシンクリードヴァルハラ」（ロード時間が長い）をダラダラとやり込み、プレーオフも近くなったNFL（ナショナル・フットボール・リーグ）のハイライトを試聴しつつ「Madden NFL 22」（PS４）を楽しみました。応募してもなかなか当たらないPS５も、息子に「購入できたら１万円渡すから、応募してくれ」と依頼しました（笑）。またオンラインで地方競馬が楽しめる「楽天競馬」というサイトがあり、こちらも１日楽しみましたが結果はボロ負け。しかし、スマホを片手に手に汗握る楽しい１日でした。（クッソー）

　少し話が変わりますが、弊社には４月に５名の新入社員が入社をする予定で、そのうちの１人がお客様の娘さんです。Robinでリフォームをしたことをきっかけにインテリアに興味を持ち、進路を決められたようです。とても嬉しいことでRobinに入社を認めてくださったお客様にも感謝です。

　実は今までにお客様のお子さんで弊社に入社した社員は現在社内に５人いて今回で６人目です。これが多いか少ないかは別の話として、ご縁を頂くというのは不思議なものだなと思います。ちなみに入社したお客様のお子さんはまだ誰も辞めずに頑張っていてくれます。仕事ですから辛いことや苦しいこともあると思いますし、仕事を辞めたいと思う時もあったと思いますが、きっとご家族がしっかりと支えてくれているのではないかと思う所存です。

　しかし今年の飛騨高山は正月から雪がよく降りました。
　弊社で確保しているガス給湯器の在庫も残りわずか。何事もなく春を迎え、メーカーからの在庫が回復することを心から願っています。

株式会社ロビン代表取締役　蜘手健介