リフォーム・新築・不動産のロビンです
代表の蜘手からお客様へ、メッセージをお届けします。
月に1回、Robinの事だけでなく、
住宅業界の事、世の中の事など、
色々なお話からロビンという会社を知って頂きたいと思っています。
【 KLとコーラン 好奇心と水 】
梅雨明けが待ち遠しい季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。Robinの蜘手です。
この時期はエアコンの不調や、交換のお問い合わせが増えます。本格的な夏になるとエアコンが壊れて使えない日は殺人的な暑さに見舞われる事が考えられます。在庫が少なくなることも考えられますので、そろそろ替え時かなと考えておられる方はお早めにお問い合わせください。
さて一足早めの夏休みということで、6月後半にマレーシア、クアラルンプールへ行ってきました。
現地で会社経営をしている友人を訪ねる事を口実に、好奇心とリフレッシュを兼ねての短い旅でしたが、新しい発見あり、トラブルあり?と充実した時間でした。
前半は特に充実した時間でした。マレーシアはイスラム教を国教と定めており国民の約6割がイスラム教徒(ムスリム)の国です。現地ガイドの方に依頼し、国立モスク、イスラム美術館、ピンクモスクに立ち寄ってもらい、色鮮やかなマレーシアのイスラム文化に触れてきました。国立モスクではガイドブックを販売している売店があったのですが、そこでコーランの日本語解説版を無料で頂きました。え、いいんですか?と言うと
「1回目は難解ですが2回目からは深く理解できますよ」と言われました。コーランは翻訳が禁じられているようであくまで日本語解説版なのですが、本の厚みは単行本6冊分くらいあります。簡単には読めそうにないですが、大変貴重なものを頂いたと喜んだ次第です。
さてクアラルンプールの気候では昼は30度を超えますが午後や夕方に「打ち水」のような雨がよく降り夕方から夜は過ごしやすくなりました。物価も安く500mlのペットボトルの水が1RM、日本円で33円(当時レート)からあります。輸入品はあまり変わらないようですが、マレーシア国産品は総じてどの値札を見ても安いと感じました。一時期、日本人も多く訪れていたようですが今は中国人が多く、日本人は少なく感じました。
てトラブルですが、実は滞在期間中の半分はホテルで寝込む羽目になりました。理由は「水」です。行く前にマレーシアの水には気をつけろと散々、聞かされていました。「生水じゃなきゃ大丈夫だろ」とたかをくくっていましたが、振り返ってみるとローカル料理、果物、サラダなど生野菜は避けられず、3日目の朝から腹が不調になり発熱も伴ってダウン。最終日までくたばっていました。
寝込んでいる時に知ったのですが、実はクアラルンプールで販売されているペットボトルの水は「白キャップ」と「青キャップ」があります。「青キャップ」はミネラルウォーターでいわゆる天然水、「白キャップ」は水道水を煮沸、蒸留したドリンキングウォーターでした。このドリンキングウォーターの方が安価で私も現地でそちらの水ばかり飲んでいました。今思えば「水分を摂らなきゃ」と飲んでいたペットボトルの水が不調の原因だったという気がします。
土地や集団に馴染めないことを「水が合わない」という表現を使いますが、まさに今回のマレーシアはそれだった、という感想です。(日本へ帰ってきたら体調は戻りました。日本の水と食べ物は世界一です)
今回はマイル旅、ポイント利用宿泊と低予算だったのですが別の意味で思い出深くなった次第です。
現地の友人ですがコロナ禍で撤収した事業もあり色々と困難だったようで人生色々だなと感じました。日本も色々と大変な時期です。しかし世界のどこへ行ってもやることは同じ。与えられた環境で最大のパフォーマンスを出すこと、そして今をしっかりと生きることだと思いました。
マレーシアは国民も若く世界から色々な人種の人が集まっています。エネルギーが高く活気がある国は若いうちに行っておいた方がいいですね。私はこれで最後だと思います。ごめん、マレーシア(笑)。
株式会社ロビン 代表 蜘手健介